歯並びが悪くなるのは遺伝や生まれつきが原因なので仕方がない、と思っていませんか？
実は、歯並びというのは、そのような先天的な要因だけでなく、生活習慣のような後天的なものの影響を大きく受けます。
実は、歯並びというのは、そのような先天的な要因だけでなく、生活習慣のような後天的なものの影響を大きく受けます。
その中でも特に歯並びや骨格に影響を与えるものとして、「口腔習癖（こうくうしゅうへき）」があります。
口腔習癖とは、お口に関する癖のことで、指しゃぶりやほおづえ、唇をかむといったものが代表的ですが、このような癖を長期間続けていると、お子さまの歯並びだけでなく、あごの骨の発達にまで影響を及ぼすため、注意が必要です。
口腔習癖とは、お口に関する癖のことで、指しゃぶりやほおづえ、唇をかむといったものが代表的ですが、このような癖を長期間続けていると、お子さまの歯並びだけでなく、あごの骨の発達にまで影響を及ぼすため、注意が必要です。
注意が必要な口腔習癖
代表的な口腔習癖をご紹介します。
もしお子さまに以下のような癖がある場合、可能な限り早いうちに取り除いていくことが大事です。
適切な時期に癖を取り除くことができると、不正咬合にならずに済む可能性もあります。
もしも気づかずに続けていってしまった場合、いずれ歯並びや骨格の問題が起こり、変形が強くなってしまった場合には、成長が終わってから治療しようと思っても矯正治療だけでは治せなくなることもあります。
もしお子さまに以下のような癖がある場合、可能な限り早いうちに取り除いていくことが大事です。
適切な時期に癖を取り除くことができると、不正咬合にならずに済む可能性もあります。
もしも気づかずに続けていってしまった場合、いずれ歯並びや骨格の問題が起こり、変形が強くなってしまった場合には、成長が終わってから治療しようと思っても矯正治療だけでは治せなくなることもあります。
指しゃぶり
赤ちゃんの頃の指しゃぶりは特に問題にはなりませんが、4歳を過ぎる頃になっても続けている場合、骨格の形成に影響が及ぶ恐れがあります。
やめられず続けていった場合、出っ歯や前歯がかみ合わなくなる開咬(かいこう)の状態になっていく可能性があります。
やめられず続けていった場合、出っ歯や前歯がかみ合わなくなる開咬(かいこう)の状態になっていく可能性があります。
おしゃぶり
おしゃぶりも指しゃぶりと同様、赤ちゃんの頃から３歳くらいまでに行うことに関しては問題になりませんが、４歳を過ぎても続けている場合、出っ歯や開咬の状態を引き起こすリスクがあります。
唇をかむ癖
下唇をかむ癖があると、出っ歯や下の歯並びの叢生を引き起こしやすくなります。
上下の唇を上下の歯の間に巻き込んでなめる癖がある場合、出っ歯や受け口になることがあります。
上下の唇を上下の歯の間に巻き込んでなめる癖がある場合、出っ歯や受け口になることがあります。
舌の癖
舌で歯を前に押す癖、上下の歯の間に舌を挟む癖は、出っ歯、開咬、受け口の原因となります。
ほおづえ
ほおづえをいつも同じ側でついていると、あごに持続的な力がかかってしまうため、交叉咬合や顔の形がゆがんでしまう原因になります。
片方でばかりかむ癖
片方でばかりかむ癖は、あごの発達のアンバランスにつながり、かみ合わせの悪化を引き起こす可能性があります。
もしもむし歯が原因で片方でしかかめない場合には、早めにむし歯の治療をする必要があります。
もしもむし歯が原因で片方でしかかめない場合には、早めにむし歯の治療をする必要があります。
口呼吸
舌は安静時には上の歯の裏側の部分にあるのが正常ですが、口呼吸をしている場合、舌が奥に引っ込んでいる状態となります。
そうすると、上あごの成長が促進されずに、歯が並びきらず、叢生もしくは前歯が前に出る状態を招きます。
そうすると、上あごの成長が促進されずに、歯が並びきらず、叢生もしくは前歯が前に出る状態を招きます。
爪をかむ癖
爪をかむ癖があると、かんでいる歯だけ前方に飛び出したり、ねじれてしまったりする原因になります。
あまりかまずに飲み込む
食事の際にあまりかまずに飲み込む、ということを続けていると、口周囲の筋肉がきちんと働かないため、筋力不足によりあごがきちんと発達せずに歯並びがガタガタに重なりやすくなります。
口腔習癖を取り除くことで得られるメリット
口腔習癖を放置していると、毎日少しずつ歯やあごの骨に力がかかるので、将来的に不正咬合になる確率が高くなります。
ですが、できるだけ早くにやめることで悪い影響が取り去られるので、正常に歯並びや骨格が作られやすくなり、将来的に矯正治療が必要なくなることもあります。
ですが、できるだけ早くにやめることで悪い影響が取り去られるので、正常に歯並びや骨格が作られやすくなり、将来的に矯正治療が必要なくなることもあります。
もし口腔習癖が残ったままで矯正治療をおこなった場合、一旦きれいに歯並びが整ったとしても、癖によってまた歯並びが悪くなってしまう可能性があります。
このようなことにならないためにも、口腔習癖がある場合にはできるだけ早いうちに取り除いておくことが大事です。
このようなことにならないためにも、口腔習癖がある場合にはできるだけ早いうちに取り除いておくことが大事です。
お気軽にご相談ください
当院では、健康的できれいな歯並びを作るために、根本的な歯並びの改善を目指して口腔習癖への対処など、原因から取り組む矯正治療をおこなっております。
もしお子さまにお口周囲の癖がある場合には、できるだけ早めに取り組むことが大事ですので、お気軽にご相談ください。
もしお子さまにお口周囲の癖がある場合には、できるだけ早めに取り組むことが大事ですので、お気軽にご相談ください。