子どものための予防歯科 | 日暮里、西日暮里、駒込駅前で小児歯科をお探しなら藤弘会へ

子どもの予防歯科でおこなうこと

当院では子どものための予防歯科に特に力を入れています。
その理由は、子どもは大人に比べてむし歯になりやすいこと、そして一度むし歯になると進行がはやく、あっという間に神経に達しやすいことが挙げられます。
むし歯ができる原因には食生活や生活習慣、お口のケアの仕方など、複数の要因が関わっており、問題を取り除くことでむし歯予防が可能になります。

当院では、お子さまにむし歯を作らないために、ご家庭での適切な対処法に加え、院内でお子さまに合わせたむし歯予防プログラムを行うことで、お子さまをむし歯から守る取り組みをおこなっています。

おうちでおこなう予防歯科

むし歯を予防するために最も大事なのは、何といっても毎日のご家庭での適切な食生活や生活習慣、歯磨きです。これがきちんとできていなければ、たとえ歯医者で予防歯科治療を受けたとしても、その効果が無駄になってしまいます。
むし歯を作りにくくするためには、日々の生活において次のようなことに注意しましょう。

1.歯磨きを正しい方法で丁寧に行う

正しい方法で歯磨きができるようになるためには、まず、歯科医院で歯磨き指導を受けることが大事です。一生懸命磨いたとしても、むし歯ができやすいポイントが磨けていなければ、歯磨きをしていてもあまり効果が出ないからです。
まだ歯磨き指導を受けたことのない方は、一度指導を受け、その磨き方の通りに1日2、3回、夜寝る前は特に丁寧におこなうようにしましょう。

2.食生活における注意点

食事はよく噛んで唾液をよく出す習慣をつけましょう。そのためには、やわらかい物だけでなく、食物繊維が豊富な野菜や歯ごたえのいいものも食事に取り入れ、バランスの良い食事を心がけましょう。

むし歯リスクを高めるおやつのダラダラ食べ

時間を決めずにダラダラと甘いものを口の中に入れるような食べ方は特にむし歯リスクを高めます。
糖分の多いものや、飴やジュースのちびちび飲みなど、口に長く甘いものが停滞するもの、キャラメルなど歯にくっつきやすいものはとくにむし歯を作りやすいため、なるべく避けるようにしましょう。

歯科でおこなう予防歯科

歯科医院での予防歯科は定期的におこなっていくことで、むし歯にかかりにくい強い歯が作られるだけでなく、お子さま自身にも「歯をきれいにしてむし歯を作らない」という意識が芽生え、将来的にも健康な歯を保ちやすくなっていきます。
歯科医院の予防歯科では次のようなことをおこないます。

1.定期検診

定期的なむし歯チェックや歯の生え替わり状態のチェック、歯並びチェックをおこない、異常があれば早期に対処できるようにすることで、状況を悪化させないようにしていきます。

2.フッ素塗布

質が弱く、むし歯になりやすい乳歯、生えたばかりの永久歯に、定期的に高濃度のフッ素を塗布して歯を強化、むし歯ができにくいようにしていきます。
持続的な効果を発揮させるためには3ヶ月毎くらいの塗布を続けていくのがおすすめです。
フッ素は自然界にも存在している天然の元素で、私たちが毎日口にする野菜や牛乳、海産物にも含まれています。

フッ素の安全性は？

フッ素はむし歯予防効果が高いことから世界中の歯科医院で使用されています。
フッ素中毒など、危険性を心配される方もいるかもしれませんが、歯科医院で取り扱っているフッ素塗布は安全性の基準を満たした濃度のもののみを使用しており、特に体への危険性はないと言われていますので、ご安心ください。

3.シーラント

シーラントは、むし歯リスクの高い奥歯の溝を材料で埋め、むし歯を効果的に予防するものです。特に6歳臼歯など、生えたばかりの奥歯というのは溝が深く、歯の質も完全にはでき上がっていないため、むし歯にかかるリスクが非常に高くなります。
シーラントは、その溝を材料で埋めることにより奥歯の溝からのむし歯を予防します。
ただし、むし歯治療とはちがって、削って詰めるものではありませんので、時とともにだんだんと剥がれてしまうことがあります。
ですが、むし歯リスクが高い時期を過ぎている場合、外れても問題はありません。もしむし歯リスクが高い時期に外れてしまう場合にはシーラントを再度やりなおしておくと安心です。