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歯科コラム

間違った歯磨きは歯に悪影響!その歯磨き、大丈夫ですか?

毎日の歯磨きは、歯の健康維持のために欠かせないものです。しかし、歯磨きは毎日行うものだからこそ、それをどうやるかというのがとても大事になってきます。中には、一生懸命磨こうとするあまりに、力任せにゴシゴシやってしまい、逆に歯を傷めているケースもあります。歯磨きは大事なのですが、それは正しい磨き方で磨く場合にそのようなことが言えるのです。
今回は、間違った歯磨きが歯にどのような影響を与えるのかについてご紹介します。

こんな歯磨き、してませんか?

how_to_brush_01

・力を入れてゴシゴシ磨いている
・硬い毛の歯ブラシを使っている
・毛先の開いた歯ブラシで磨いている
・歯磨き粉をたくさんつけて磨いている

当てはまる項目が多いほど、歯磨きで歯を傷めてしまっている可能性がありますので、要注意です。

間違った歯磨きでどんなことが起こる?

歯磨きというのは、ゴシゴシやれば良い、というものではありません。間違った歯磨き方法を続けていると、次のようなリスクがあります。

歯が削れてしまう

歯は硬いものなので、簡単には削れない、と思われがちです。ですが、歯磨きは一日数回やるものですから、それが毎日続くと、例えそれが歯ブラシであれ、歯は削れてしまうものです。過剰な力でのブラッシングや、歯磨き粉のつけすぎ、硬いブラシでの歯磨きが続くと、歯の表面に傷がつき、そこに着色がつきやすくなったり、さらにひどくなると歯が削れ、知覚過敏症状も起こってきます。

歯茎にダメージが加わる・歯茎が下がる

硬い歯ブラシを使ったり、力任せに磨いていたりすると、歯茎にもダメージが加わります。そうすると歯茎が痛くなるだけでなく、徐々に歯茎が下がってしまい、歯が長く見えて老けて見えるようになったり、歯根が露出することで知覚過敏も起こってきます。

正しい歯磨き方法を身につけることが大事

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歯磨きの仕方については、普段意識することはあまりないかもしれません。歯磨きは小さな頃から生活の一部になってしまっていますので、誰でも磨き癖というものができてしまっています。そして多くの場合、それは間違ったやり方になってしまっています。

そのため、これまでに歯磨き指導を受けたことのない方は特に、一度歯科医院で歯磨き指導を受けてみられることをお勧めします。

ただし、今からでもすぐに気をつけられることはあります。具体的には、

・歯ブラシを歯に押し付けて強い力で磨かないこと
・硬めの歯ブラシを避けること
・歯磨き粉の量はごく少量にとどめること
・毛先の開いた歯ブラシを使わないこと

といったようなことです。

一度歯や歯茎を傷めてしまい、間違った磨き方を続けていると、歯磨きのせいで不快な症状に悩まされ続けることも少なくありません。そうならないためにも、早めに正しい磨き方を身につけ健康な歯や歯茎を維持していきましょう。

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